Belle(ベル) / 朝の風景 美女と野獣

英語歌
アルテアロゼア
アルテアロゼア

その歌詞から舞台がフランスであり、ベルが村一番の美人だけれど本の虫(bookworm)で村人たちから変人扱いされていること、退屈な田舎暮らしにウンザリしていおり、悪役のガストンがひどいナルシストでベルに結婚を迫っている様子テンポもよくて耳に残るいいナンバーです

ベル:
Little town, it’s a quiet village 

平和な村の小さな町

Every day like the one before

今日も同じような一日が始まる

Little town, full of [*1] little people

小さな人たちばかりの、小さな町

Waking up to say

みんな目覚めてはこう言うの

村人:
Bonjour! Bonjour! 

ボンジュール!ボンジュール!

Bonjour! Bonjour! Bonjour!

ボンジュール!ボンジュール!ボンジュール!

ベル:
There goes the baker with his tray, like always

いつものようにトレイを持ったパン屋さんが

The same old bread and rolls to sell

いつもと同じパンを売りに行くわ

Every morning just the same

毎朝お決まりのパターン
Since the morning that we came to this poor, [*2]provincial town

このみすぼらしい田舎町にやってきた朝から

ムッシュー・ジーン(台詞):
Good Morning, Belle!

おはよう、ベル!

ベル(台詞):
Good morning, Monsieur Jean

おはよう、ジーンさん
Have you lost something again?

また何か失くしたの?

ムッシュー・ジーン(台詞):
Well, I believe I have

ああ、そう思ったんだが

Problem is, I’ve—I can’t remember what

困ったな…なんだっけか思い出せないんだ
[*3]Oh well, I’m sure it’ll come to me

まあいい、そのうち思い出すさ
Where are you off to?
どこに行くんだい?

ベル(台詞):
To return this book to Père Robert

ペール・ロバートさんにこの本を返しに行くのよ
[*4] It’s about two lovers in fair Verona

美しいヴェローナに住む、恋人たちの物語なの

ムッシュー・ジーン(台詞):
Sounds boring

そりゃ退屈そうだ

村人たち(合唱):
Look there she goes, that girl is strange, [*5]no question

そこをいくあの娘を見て、絶対に変わってる
[*6]Dazed and distracted, can’t you tell?

ぼんやりして、注意力散漫
Never part of any crowd

どんなグループにも馴染まない
‘Cause [*7]her head’s up on some cloud

だって夢見がちで浮足立ってる
[*8]No denying she’s a funny girl that Belle

ベルはどう見たっておかしな娘

Bonjour! Good day! How is your family?

ボンジュール!こんにちは、家族はどうしてる?
Bonjour! Good day! How is your wife?

ボンジュール!こんにちは、奥さんはお元気?
I need six eggs! That’s too expensive!

卵を6個ちょうだい!高すぎるわ!

ベル:
There must be more than this provincial life!
こんな田舎暮らしより、もっと素敵な人生があるはず!

ペール・ロバート(台詞):
Ahh, if it isn’t the only [*9]bookworm in town!

うーん、、この町で本の虫があんた一人じゃなけりゃなあ
So, where did you run off to this week?
で、今週はどこを逃避行してきたんだい?

ベル(台詞):
Two cities in Northern Italy

北イタリアの2つの街よ
I didn’t want to come back

戻ってきたくなかった
Have you got any new places to go?

どこか新しい旅行先は入手できたかしら?

ペール・ロバート(台詞):
I’m afraid not…

残念ながら無いんだ
But you may re-read any of the old ones that you’d like
気に入ったものをまた読み返してみたらどうだい?

ベル(台詞):
Your library makes our small corner of the world feel big
この図書館の本を読んでいると、世界中を旅してる気分になるの!

ペール・ロバート(台詞):
Bon voyage!

よい旅を!

村人(合唱):
Look there she goes, the girl is so [*10]peculiar

そこを行くあの娘を見て、すごく変わってるだろ?
I wonder if she’s feeling well

彼女、気は確かなんだろうか
With a dreamy, [*11]far-off look

目線は空想のはるか彼方
And her nose stuck in a book

いつだって本にかじりついてる
What a [*12]puzzle to the rest of us is Belle
誰もがまったくベルを理解できない

ベル:
Oh, isn’t this amazing?

ああ、なんて素敵なのかしら
It’s my favourite part because—[*13]you’ll see

この場面がお気に入りなの、だってほら
Here’s where she meets Prince Charming

ヒロインが王子様に出会うシーンだから
But she won’t discover that it’s him ‘til Chapter Three!

でも第3章まで正体に気づかないのよね

村人(合唱):
Now it’s no wonder that her name means “Beauty”

「美女」っていう名前はまさにぴったりだわ
Her looks have got [*14]no parallel

彼女の美しさに並ぶ者なんていないから
But behind that fair [*15]facade

でもその綺麗な見た目の下にある
I’m afraid she’s rather odd

中身は言いづらいけど変人よ
Very diff’rent from the rest of us

他のみんなとは全然違う
She’s nothing like the rest of us

他のみんなとは似ても似つかない
Yes, diff’rent from the rest of us is Belle!
そう、ベルは他のみんなとは違う!

ガストン(台詞):
Look at her, LeFou—my future wife

見ろよル・フー、俺様の未来の妻だ
Belle is the most beautiful girl in the village

ベルはこの村で一番美しい
That makes her the best

それが彼女しかない理由だ

ル・フー(台詞):
But she’s so… [*14]well-read!

でも彼女は…どちらかというと博識なタイプですよ
And you’re so… [*15]athletically inclined

それに貴方は…腕力自慢の肉体派だ

ガストン(台詞):
Yes… But ever since the war, I’ve felt like I’ve been missing something. 

そうだな…だけど戦争が終わってから何か物足りないんだ

And she’s the only girl that gives me that sense of—
だけど彼女だけが何というかそれを埋めてくれるような…

ル・フー(台詞):
Mmm… [*16]je ne sais quoi?

うーん…「筆舌しがたい魅力」があると?

ガストン(台詞):
I don’t know what that means
それってどういう意味だ?

ガストン:
Right from the moment when I met her, saw her

彼女に出会った時、一目見たその時から
I said she’s [*17]gorgeous and I fell

その魅力にぞっこん
Here in town, there’s only she

この町で彼女しかいない
Who is beautiful as me

俺様に引けを取らず美しいのは
So I’m making plans to [*18]woo and marry Belle

だから妻になるよう言い寄るつもりさ

女性たち(合唱):
Look there he goes

そこを行く彼を見て、
Isn’t he dreamy?

まるで夢みたいじゃない?
Monsieur Gaston

ムッシュー・ガストン
Oh, he’s so cute!

ああ、彼ってばとっても素敵!
Be still, my heart

落ち着いて、私の心臓
I’m hardly breathing

ドキドキしちゃって息もできない
He’s such a tall, dark, strong and handsome [*19]brute!
背が高くて、色黒で強くてハンサムで憎い人!

村人:
Bonjour!

ボンジュール!
(ガストン) Pardon

おっと、失礼
Good day
ご機嫌よう
Mais oui!
いえいえ!
You call this bacon?

これがベーコンっていうの?
What lovely flowers!

なんて素敵なお花!
Some cheese
チーズをくれないか
Ten yards!
10ヤード!
One pound
1パウンド
(ガストン) Excuse me
ごめんなさいよ
I’ll get the knife
ナイフをお持ちしましょう
(ガストン) Please let me through!
ちょっと通してくれ!
This bread
このパンを
Those fish
この魚を
It’s [*20]stale!
古くなってるじゃない!
They smell!
臭うわ!
Madame’s mistaken
奥様、お気のせいかと
Well, maybe so
まあ、そうかもね…

ベル:
There must be more than this provincial life!
こんな田舎暮らしより、もっと素敵な人生があるはず!

ガストン:
Just watch, I’m going to make Belle my wife!
見てろ、ベルを俺様の妻にしてやる!

村人:
Look there she goes

そこをいく彼女を見て、
That girl is strange but special

特別な変わり者
A most peculiar mademoiselle!

最高に変なマドモワゼル!
It’s a pity and a sin

残念だし、罪なこと
She doesn’t quite [*21]fit in

彼女がはみ出し者なのは
‘Cause she really is a funny girl

本当におかしな娘
A beauty but a funny girl

美人だけど、おかしな娘
She really is a funny girl that Belle!

ベルは本当におかしな娘!

 

単語・イディオム解説

*1: little people

ベルが村人たちのことをlittle peopleと表現する箇所。もちろん、村人たちが体格的に「小さい」という意味ではなく、ここでは「視野の狭い、田舎町の人たち」という意味。和訳は「小さな人たち」とそのまま訳してます。

*2: provincial

「(中央に対して)地方の」「田舎の」という意味の形容詞。

*3: Oh well

「ま、いいか」という意味の会話表現。

*4: It’s about two lovers in fair Verona

シェイクスピアLOVER、あるいはイタリア旅行に行ったことのある人ならニヤリ。イタリアのヴェローナが舞台の恋愛悲劇といえば…「ロミオとジュリエット」

*5: no question

「疑う余地もなく~だ」⇒「間違いなく~だ」⇒「絶対に~だ」。ということで、付加することで文の内容を強く肯定することができる表現です。”no doubt”も同じように強く主張したいときに使うことができます。

*6: Dazed and distracted can’t you tell?

daze: 「ぼーっとさせる」(動)

distract: 「気を散らす」「悩ませる」「混乱させる」(動)

dazeと同じく、受け身にして「気が散っている」ですが、「錯乱している」「気が狂っている」というかなーり強いニュアンスでも使うことができるようで…ベルは相当な変人扱いを受けていたのかもしれません。

*7: her head’s up on some cloud

「空想にふけっている」の意味。しかもここでは”in (中に)”ではなく”up on (上に)”となっているので、頭が雲を突き抜けてる?もしかしたらもっと強調したニュアンスになっているかも。

*8: No denying

“no question”と同じく、「否定する余地もなく~だ」⇒「明らかに~だ」という感じで付加することで分の内容を強く肯定する表現です。

*9: bookworm

そのまま日本語にして「本の虫」で通じるように、本にかじりついている人のことをこう呼びます。

*10: peculiar

「変」っていう意味の英単語の1つです。この曲ではodd,

strange, peculiarと色々な単語を使ってベルを変人扱い(ひどい…)してますが、それぞれに大きなニュアンスの違いはなく、好きなように使っていいようです。strangeだけ、「見知らぬ人」を”stranger”と言うように、「正体がわからずに変」というニュアンス。

*11: far-off

名詞につけて、「はるかかなたの」という意味を付加する形容詞です。

“far-off future”「遠い未来」

*12: puzzle

ゲームのパズルって意味だけじゃなく、他の意味でも使われるんです。

●「当惑する」: 

    “She puzzled over weired weather.” 「彼女は妙な天候に当惑した」

*13: you’ll see

会話表現です。「~なんだ、君もそのうち解るよ」 ⇒ 「~なんだ、本当だよ」というニュアンス

*14: no parallel

“parallel”は「平行」「並列」なので、”no parallel”で「並ぶものがない」「匹敵するものがない」という意味になります。

*15: facade

「(建物の)正面」、「見かけ」「外観」。元はフランス語からきているようで、そのため読みも「フェケイド」ではなく、「ファサード」。

*16: well-read

「博学」、「物知り」、「多読家」。

*17: athletically inclined

“athletically”「スポーツにおいて」「運動能力的に」、”inclined”「性格的傾向がある」、「傾いた」。ガストンがどちらかというと体育会系であり、ベルとは正反対のタイプであることを言っています。

*18: je ne sais quoi?

フランス語がそのまま英語圏で使われるようになった表現。”Je ne sais quoi”⇒「I don’t know what」⇒「言葉にできない(素敵な)何か」。ファッション業界で主に使われていた言葉で、「なんだか惹かれるんだけど、何で惹かれるのか上手く説明できない素敵な何か」を言います。ル・フーのこの表現に対してガストンは「何だそれ?」と返していることから、彼が知識のない体力バカで、ベルにはおよそ不釣り合いであることが暗示。

*19: gorgeous

「魅力的な」

*18: woo

「求婚する」「得ようとする」「せがむ」

*19: brute

「けだもの」「野獣」「ろくでなし」「ひどい男」。

*20: stale

「新鮮でない」「腐りかけた」「古臭い」。前の歌詞に出てきたパンと魚、どちらを指して”It’s stale!”と言っていると推察

*21: fit in

「うまくはまる」「適合する」。鍵やパズルが物理的に合わさることについても言いますが、ここでは人が集団に適応する意味で使われています。

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